久留米駅前の高層マンション

「久留米のシンボル」として話題のマンションを手がけられた喜び
2010年に、久留米駅前に35階建ての高層マンションが建設されたのですが、その型枠工事を平山組が行いました。
それまで20階以下のマンションは経験していたのですが、35階建てというのは初めてで、工事の依頼がきたときは胸が躍りました。
当時、そのマンションは「筑後一の高さ」と言われ、2011年の新幹線久留米駅開業もあって、久留米のシンボルとして大きな話題となっていたのです。そんな中、私たちは大きなやりがいを感じながら、型枠工事をスタートさせました。
地下の作業は地上よりも大変、地上の倍以上のスタッフで行う。
マンションは、ひとつの階に不具合があると上の階まで影響してくるので、責任重大です。丁寧な作業と入念なチェックを行いながら、皆真剣に作業に向かいました。
地上の作業も高所なので大変でしたが、もっと大変だったのは地下の作業です。地上の作業を11人で行うところ、地下は30人で行いました。
なぜかというと、地下はまず10メートルぐらい掘ってから作業を始めるのですが、そのときに泥が崩れないよう、鉄板のような「矢板」と呼ばれるものを打ち込みます。
さらにその鉄板が崩れないように鉄骨で支えるのですが、こうした作業をしながら型枠工事をしなければならないので、地上の作業よりもかなり時間がかかるのです。
さまざまな苦労の末、立派なマンションができたときの感動はひとしお
また、高層マンションだったので、作業の際の安全性にも徹底してこだわりました。たとえ釘1本だったとしても、それが35階から地上に落ちたら、大変なことになります。シートを張っていても安心することなく、けっして物が落ちたりしないよう、徹底した安全管理を行いました。
こうしたさまざまな苦労があって完成した高層マンションでしたが、立派な建物ができ上がったときの感動はひとしおで、スタッフ皆で大喜びしました。工事に携わった社員は、そこを通るたびに「このマンションはパパが建てたんだぞ!」と自慢しているようです。